31 OCT 2024

Letters from Italy Vol.24

「Letters from Italy」ではみなさまに少しでも旅気分を味わっていただくべく、ミラノやフィレンツェの誰もが知る観光スポットから、最新情報やとっておきのスポットをジャンニキアリーニのイタリア現地スタッフよりお届けいたします。

ミラノにあるパラッツォ・レアーレのピカソとムンク

2024年秋のミラノ美術展『文化的な出会い』

2024年秋、ミラノのパラッツォ・レアーレでは、現代美術の豊かな探求のため、パブロ・ピカソとエドヴァルド・ムンクの二つの見応えある展覧会を開催しています。

2024年9月20日から開催の『ピカソ・ロ・ストラニエーロ展』では、フランスにおける外国人としてのピカソのアイデンティティを掘り下げます。そこでは、90点の作品に加え、未公開の写真や資料を展示し、移民と文化的統合をテーマに、ピカソの生涯に新たな視点を与えます。

また、同時期の2024年9月14日から2025年1月26日までオスロのムンク美術館で開催される『ムンク・内なる叫び展』では、100点もの作品が並びます。
展示は、不安や死といった実存的なテーマを探求したムンクの作品に焦点を当て、『叫び』などの重要な作品がハイライトとなります。

どちらの展覧会も、20世紀を代表する2人のアーティストの観点を通して、アイデンティティ、疎外感、そして人間の境遇について説得力のある対話を約束するものです。

ミラノにあるパラッツォ・レアーレのピカソとムンク①（外部リンク）
ミラノにあるパラッツォ・レアーレのピカソとムンク②（外部リンク）

フィレンツェの歴史地区にあるドリームレストラン『 La Ménagère（ラ・メナジェール）』

プライベートルームからスモーキングルーム、ボタニカルアートコースからワインテイスティングまで、ここではあらゆるオーダーメイドの体験ができ、ゲストにとってユニークな思い出を作ることができます。

La Ménagère（ラ・メナジェール）は、私たちの夢であり、それを現実にできたことを誇りに思います。
そこは、ひとつ屋根の下、調和のとれた空間が溶け合っています。

レストランであり、ビストロであるLa Ménagèreは、紅茶や飲み物、ビジネスでの朝食、ロマンチックなディナーなどに最適な場所です。
庭園であり、美しいものの宝庫であり、植物をテーマにした1000以上の本を所蔵する図書館でもあります。迷路のように入り組んだ秘密の空間、隠れ家的なコーナー、プライベートルームでは、ひっそりとしたひとときから盛大なお祝い事まで体験することができます。

これらすべてがフィレンツェの歴史的な中心街にあります。

La Ménagèreでは、贅沢な朝食から夕食後のカクテルまで、いつでも自分へのご褒美にグルメな体験ができます。アペリティフ・ブレイク、ビストロでのビジネスランチ、レストランでのロマンチックなディナーまで、シェフの創造性にお任せください。

レストラン、売店、カフェが併設しており、お店自慢のフラワーショップでは、フラワーアーティストのカルロッタ・コッピーニ氏が丹精込めて咲かせた色鮮やかな花々を見ることができます。

また、Libreria Diffusa（リブレリア・ディフーザ）と呼ばれる書店もあり、アート、植物学、ガーデニング、フィレンツェの郷土話などを中心とした本や小説を販売しています。

La Ménagèreの売店では、フィレンツェ職人のブティックで作られた香りを提供する高級フレグランスブランド、『アクアフロール』を取り扱っています。

ヴィンテージ好きの方は、20世紀初頭のオブジェやテキスタイル、インテリア・デザインのセレクションに魅了されるでしょう。