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30 SEP 2024

Letters from Italy Vol.23


「Letters from Italy」ではみなさまに少しでも旅気分を味わっていただくべく、ミラノやフィレンツェの誰もが知る観光スポットから、最新情報やとっておきのスポットをジャンニ キアリーニのイタリア現地スタッフよりお届けいたします。

 

ミラノ・ファッションウィーク 2024-2025

2024年9月ミラノ・ファッションウィークでの注目イベント

 

ミラノ・ファッションウィークは、ファッション界で最も権威と影響力のあるイベントのひとつとして世界的に知られています。
イタリアファッションの中心地であるミラノで毎年開催されているこのイベントは、息をのむようなランウェイショーや革新的なコレクションの発表、そしてエクスクルーシブなイベントで世界中の人々を魅了します。
今年もこのイベントで、創造性とスタイルが融合し、最新トレンドが紹介され、ファッションの未来が形作られました。

今年は、特にエキサイティングな祭典となることが期待され、イタリアと国際的なデザインの最高峰を紹介するイベントで目白押しでした。
ランウェイショーでは、最前線のコレクションが披露されるだけでなく、今後数ヶ月間、業界全体に影響を与えるトレンドも紹介されました。

初日は、Piazza Mercanti 2のPalazzo GiureconsultiでCNMIファッションハブのオープニングで幕を開け、フェンディ(Fendi)のショーが続きました。

期間中は、デザイナー、セレブリティ、そしてファッション愛好家たちの果てしない列が見られました。というのも、1週間に渡って開かれたこのイベントで、150を超えるランウェイショーやファッション関連のイベントが行われたからです。
最近では、ジェフ・ゴールドブラムやストリートスタイルのアイコンでありミラノ出身のタム・マクファーソンといったレジェンドも目撃されています。

私たちにとってミラノは、夢のクローゼットであり、プラダ(Prada) 、ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana) 、グッチ(Gucci) 、アルマーニ(Armani) 、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton) 、マックスマーラ(Max Mara)など、多くの世界的ブランドが同じ空間を共有する場所でもあります。

 





ミラノにオープンした、本とビールの店『MaMì』

ミラノのオルティカ地区に、読書への情熱とクラフトビールへの愛を併せ持った独立系の書店『MaMì』がオープンしました。この新しい文化的空間は、単に本を買う場所ではなく、文学愛好家たちの出会いの場にもなっています。



チッタ・ストゥディからすぐのオルティカ地区にある『MaMì Books & Beer』は、困難に直面しながらも、本へ強いこだわりを持ち続けるミラノの街全体と、この地域の精神を誇りを持って守っています。

最近オープンした『MaMì Books & Beer』は、 Via Amadeoの角、Via Calzecchi 2に位置し、新刊やニッチな本、プレゼンテーション、イベント、そしてクラフトビールを提供しています。

この店のコンセプトは、ミラノの豊かな文化遺産への敬意です。
店のオーナーは、ジョルジョ・ストレレールやダリオ・フォが描いたような、“消え去った世界”を封じ込めることを意図しています。



なぜ『MaMì』なのでしょうか。
店のオーナー達は、インスタグラムで次のように述べています。
「オルティカは、とても似ているんです。
そこは、ジョルジョ・ストレレールやダリオ・フォらが『 Le canzoni della Mala(マーラーの歌) 』で描いた、ミラノの労働者階級を思い起こさせるからです。
“消え去った世界”は、時代を超えた魅力があります。それは、想像力の目を通して、ビールを飲みながら、あるいは本を読みながら思い出すことができます。
この壁の下で私のミラノの精神と人生を捉えながら、路面電車が通り過ぎていくのです。」

この店の名前は、ミラノの街の文化的・歴史的本質が共鳴する、フィオレンツォ・カルピが作曲し、ジョルジョ・ストレレールが作詞した1959年の歌、『Ma mi(マ・ミ / でも私に)』にちなんで名付けられました。







次回の「Letters from Italy」もお楽しみに。


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